手摺のミノムシ2020年07月03日


ミノムシ
手摺についたミノムシ。蓑の先から顔をのぞかせていました。

ミノムシ
これはメスかな。メスは成虫になっても、羽も足もなく、蓑の中で交尾し、卵を産んで、死んでゆくそうです。フェロモンを出しているのか、卵を守っているのかな。

ミノムシ
こちらはオス。蓑の先端から羽化したようです。オスには羽があり、メスの出すフェロモンに引き付けられて、メスの蓑の中で交尾するそうです。

アシナガオトシブミ2020年07月06日


アシナガオトシブミ
春から初夏にかけて、オトシブミが現れます。こちらはアシナガオトシブミ。ゆりかご作り前のお食事中です。これはクリの葉

アシナガオトシブミ
主脈だけを残して切っておいた若葉が、しおれて柔らかくなったら、葉を半分に折りたたみます。大顎で噛んで、6本の足でグイッと挟みます。

アシナガオトシブミ
葉の先端から巻き始め。

アシナガオトシブミ
どの時点で卵を産んだのか、わかりませんでした。巻き始める前に産んだのかな。寄生バエがチョロチョロしています。

アシナガオトシブミ
ゆりかごの両側を行ったり来たり、どんどん巻き上げてゆきます。

アシナガオトシブミ
そして完成。最後は切り落とさずに葉脈についたままです。小さな体でいとも簡単に作っているように見えますが、人間で例えると、バレーボールコートくらいの大きさのシーツをたたんでいるようなもの、すごいですね。

コオニヤンマ2020年07月08日


コオニヤンマ
コオニヤンマがミドリヒョウモンを捕食していました。これだけ大きいトンボになると、カマキリのような狩をするんですね。

スッポンタケ2020年07月09日


スッポンタケ
倒木にスッポンタケが出ていました。

スッポンタケ
ハエが好きそうな強烈なにおいがします。この匂いでハエをおびき寄せて、胞子を運んでもらいます。

アブラムシ2020年07月10日


アブラムシ
アズキナシの枝、10センチくらいの長さに、大きめのアブラムシが密集していました。種類はわかりません。白い綿毛に碁盤の目の黒の点々の親?の下に小さな子がびっしりついています。

アブラムシ
枝に触れて驚くと、皆一斉に後脚をあげて威嚇されました。

スミナガシ2020年07月11日


スミナガシ
スミナガシの幼虫。葉っぱが切れているのは、幼虫が切った跡です。葉脈を残し、葉っぱを細かく切ってぶら下げて、枯れたように見せかけて、そこに紛れて身を隠します。

スミナガシ
正面から見ると、どこにいるかわかりますか。

スミナガシ
齢が進むと葉っぱの上に鎮座します。頭のツノが特徴的、脅かすとツノを振って相手を威嚇します。

スミナガシ
成虫。なんともシックな模様です。赤い口吻で樹液を吸いにきます。

シャチホコガ2020年07月12日


シャチホコガ
シャチホコガの一種の幼虫。何かに驚くと、体をそらせます。それが名前のしゃちほこの由来です。それにしても脚はどう見てもエビの脚に見えます。不思議な形です。

テングアワフキ2020年07月13日


テングアワフキ
天狗のように頭頂部が尖っています。バラの棘の間で汁を吸っていました。

アワフキ
幼虫時代は、自分で作った泡に身を隠して、水生昆虫のような生活をしているそうです。テングアワフキかどうかは不明。

エサキモンキツノカメムシ2020年07月14日


背中のハートマークがチャームポイントのカメムシ。幼虫が孵るまで、外敵から卵を守ります。

オオトラフハナムグリ2020年07月15日


オオトラフハナムグリ
甲虫の中でもかなりの美麗種。背面の模様も綺麗ですが、腹面も特徴があります。触覚もキュート。