カメムシ目: ブナの森で

ベッコウハゴロモ ― 2021年08月13日

カメムシの仲間。ベッコウは全体の色。ハゴロモは幼虫の姿からのようです。逆さで見るとお面のよう。

こちらが幼虫。尾端から毛がふさふさと伸びています。

ロウ物質が伸びて毛の束になっています。よく見るとここにもお面がありました。

日没前のまだ明るい時間にヒグラシが羽化していました。

氷細工のような羽の質感。起き上がった後は、すぐに羽が伸びます。

羽化直後の羽の色はとても綺麗。羽が固まって飛べるようになるまでしばらくかかります。

背中のハートマークがチャームポイントのカメムシ。幼虫が孵るまで、外敵から卵を守ります。

天狗のように頭頂部が尖っています。バラの棘の間で汁を吸っていました。

幼虫時代は、自分で作った泡に身を隠して、水生昆虫のような生活をしているそうです。テングアワフキかどうかは不明。

アズキナシの枝、１０センチくらいの長さに、大きめのアブラムシが密集していました。種類はわかりません。白い綿毛に碁盤の目の黒の点々の親？の下に小さな子がびっしりついています。

枝に触れて驚くと、皆一斉に後脚をあげて威嚇されました。