クモの糸2021年08月01日


クモの糸
森のあちらこちらに、何やらドームのような白いものが浮いていました。
よく見ると、クモの糸が霧をまとい、その形が現れていたのでした。ドームの頂点付近にクモがいます。投網を広げて獲物がかかるのを待っているんですね。

クモの糸
こちらは竹林。光の当たり具合で、クモの糸がCDのように虹色に光って見えます。大きさもCDサイズ。同心円は1本の糸。これもまさにCDですね。

ハナオチバタケ2021年08月02日


ハナオチバタケ
傘をさしたようなピンクのキノコ。傘の大きさは1センチ前後。地面に花が咲いているようも見えます。

ヒグラシ2021年08月03日


ヒグラシ
日没前のまだ明るい時間にヒグラシが羽化していました。

ヒグラシ
氷細工のような羽の質感。起き上がった後は、すぐに羽が伸びます。

ヒグラシ
羽化直後の羽の色はとても綺麗。羽が固まって飛べるようになるまでしばらくかかります。

コクワガタ2021年08月04日


コクワガタ
コクワガタが樹液をなめに来ていました。ショウジョウバエも大量にあつまっています。この森ではミズメという木にカミキリムシが入り、フラスの排出口から出る樹液がいい具合に発酵して、虫がたくさん集まります。

セマダラコガネ2021年08月05日


セマダラコガネ
草むらのあちらこちらにセマダラコガネがいました。草のてっぺん近くで、くし状の触覚を広げてじっとしていました。何か匂いを感じ取っているのでしょうか。

セマダラコガネ
体の模様には変異があるようで、こちらは黒色タイプ。やはり触覚を広げていました。

ジャコウアゲハ2021年08月06日


ジャコウアゲハ
ジャコウアゲハの幼虫。食草はウマノスズクサ。齢の違う幼虫が1枚の葉を一緒に食べていました。このウマノスズクサはそれほど大きな株ではないので、葉っぱの枚数が少なく、すでにほとんどの葉っぱが食べられていました。この後、2匹の幼虫が一緒に葉柄を食べていました。食べ物がなくなって、ちゃんと成長できるのか心配です。

ウスキキヌガサタケ2021年08月07日


ウスキキヌガサタケ
キノコの女王。レースの部分が白いものは、キヌガサタケですが、こちらはレースが黄色の種類です。鬱蒼とした竹林が華やかになります。
傘が茶色いのは、グレバと言う胞子を含んだ粘液で、匂いでハエなどをおびき寄せて、胞子を運んでもらっているそうです。

以前撮影した写真が、日本自然保護協会 第7回「自然保護」表紙フォトコンテスト ポストカード賞を受賞しています。
朝日新聞DIGITALにも掲載されています。(会員記事)

キノコ2021年08月08日


キノコ
小さなキノコ。種類は不明です。
白いゼリーのようなぷるぷる感が綺麗でした。

ヒメヤママユ2021年08月09日


ヒメヤママユ
ヒメヤママユのおそらく終齢幼虫。地面を歩いていました。蛹になるときに地面に降りるそうなので、間も無く繭を作るのでしょう。スカシダワラと言われる網目状の繭を作り蛹になります。たわしのような毛が面白いです。成虫は秋に現れます。

キマワリ2021年08月10日


キマワリ
倒木や木の幹によく見かけます。長い足で、すばしっこく動き回るので、写真を撮るのも一苦労です。よく見ると笑っているような顔をしています。
ゴミムシダマシ科